前回に引き続き「 MADE IN JAPAN の知られざる実情」についてお伝えします。
中国製以下の品質の日本製の靴が沢山存在すると言う事に驚かれた方も多いと思います。
なぜでしょうか?
昔は、国内でも大量生産しておりましたので、
徹底的に分業化されていました。
しかし、海外生産が主軸となった現在、ニーズの多様化も受けて
国内で細分化した分業制で大量生産している企業は少なくなり、
一人で何工程もこなす少量多品種生産が増えて来ています。
そこで問題が発生します。
熟練工と言っても細分化された1工程だけに長けている職人さんが多く、
他の工程は非常に苦手で、最終的に出来上がる品質が中国製以下になってしまうのです。
次回は、私達の「MADE IN JAPAN」の取り組みを紹介いたします。