pumps exhibition①フラットシューズのような履き心地

ご報告が大変遅くなってしまいましたが…
先月末のヌーベルリュンヌでのパンプスお披露目会
三日間、無事に開催させていただくことができました。

足に負担のない
身体に優しい
パンプスを作ること
それは10数年前、靴作りを志した時からの願いでした。
パンプスは
痛くて履けない
無理して履かなきゃいけない
そんな現状に納得がいかなくて
心も身体も喜ぶ靴を作る
それが私にとっての、靴作りの原動力でした。

9年前、フルオーダーからcui cuico をスタートさせて、
足に合ったパンプスを作ることがどれほど大変かを
実感し続けてきました。
靴作りの一番の要、木型を学びに行き、
お客さまとのやりとりをさせていただくなかで
足にフィットすることが一番難しい靴、パンプスを
どのように足に合わせていけばいいのか
どうすれば身体に負担がないのか
少しずつ理解を深めて行きました。
そうして時が満ち、
フルオーダーでなくても
足を支える大切な機能を兼ね備えた
パンプスを完成させるまでに至りました。

初デビューで一番人気だった、Vカットパンプス。
履いてくださった皆さんから、うれしい感想をたくさん頂いています。
” 踵がカパカパしない!びっくり!"
” 足がとても軽くて歩きやすい "
" 履いていることを忘れる "
” フラットシューズを履いているような履き心地 "
" 今までの靴は何だったんだろう? "

試着してくださった多くの方が、
ヒールの高さを全く感じないこと
パンプスで良くある、前のめり姿勢にならないことに
驚かれました。
踵をしっかりと支え、脚がまっすぐに立つ。
脚の骨がまっすぐに立つことで、その上に乗る骨盤も
自然と安定します。
そのため、上半身も安定し
自然と姿勢がまっすぐに。
しかも靴が足をしっかりと支えているので、
素足の時以上に
身体がリラックスして力を抜いた状態で
姿勢良くなれるのです。
